普通自動二輪免許取得までの道のり、大型との違い

こんにちは!
週末パパライダーです!

バイクに興味を持ち始め、免許取得を検討し始めてる方は、中型免許(普通自動二輪)か大型免許(大型自動二輪)、どちらを取得しようかと悩むと思います。

結論、

大型免許は取るべき!
でも、まずは中型免許でOK!

です!

はじめに免許の名称おさらい

免許の呼び名がいろいろあるので、確認しておきましょう。

普通自動二輪免許

400ccまでのバイクが運転できる免許です。
呼ばれ方として
・中免(ちゅうめん)
・中型
・中型免許
・中型二輪
・普通二輪
・普通自二輪
などと呼ばれたり、記載されたりしています。

大型自動二輪

排気量の制限なく全てのバイクに乗れる免許です。
・大型
・大型二輪
・大型自二輪
などと呼ばれたり、記載されたりします。

中型、大型にはそれぞれ、MTとATがあります。

MT

MTはミッション、つまり変則切り替えの操作が必要なバイクです。
MTで免許を取得した場合は排気量制限を守っていればATのバイクにも乗ることができます。
いろんなバイクに乗れるので絶対MTで取得することをおすすめします!!!

AT

ATはオートマ。(オートマチックトランスミッション)
変則切り替えのないスクーター用の免許です。
ATで免許を取得した場合はAT限定です。排気量の制限内でもMTを運転することはできません。

大型バイクのMT限定免許は平成17年から開設されました。
しかし、毎年受講者数は少なく、大型二輪免許全体の0.1〜0.3%程度です。(2005年〜2017年まで)

私の免許取得経歴

私は、学生時代(19歳)に自動車学校に通い中型免許(普通二輪・MT)を取得し、大学卒業までの3年半、250cc のバイクに乗っていました。

そして24歳のときの転職時に時間ができたので、大型免許を取得しました。その後乗ることができないまま3年以上経ち、また250ccのバイクに乗り始めました。

大型免許を取得してから、大型バイクを所有は出来ていませんが、旅行先で大型バイクをレンタルしたりできるので、楽しみの幅は膨らみました。

沖縄に旅行に行った時に大型バイクを借りてツーリングしたこともあります。
沖縄ツーリング記事もありますので、ご覧ください。(記事を書いた時は250ccをレンタルしています。)

いつかは大型バイク買おう!と夢も持てるので大型免許を取っておいてよかったなと思います。

車の免許を持っていた私の条件での、自動車学校の内容をご紹介します。

中型免許(普通二輪・MT)取得について

すでに車の免許を持っている場合、学科は免除されます(正式には第一段階での学科免除、第二段階で一時間のみ学科があります)。
実技17時限と学科1時限を受講し、最後に試験を受け、無事合格すると晴れて免許取得となります。

一日最大3時限、連続2時限の受講ができます。(内容によって同日に受けれない場合もあります。)

私は大学に通いながらだったため、平日の午後の授業がなかった金曜日に毎週2時限ずつ通いました。
土日はバイトをしてたので、金曜のみ通い、確か2ヶ月くらいかかった気がします。

大型免許取得について

普通自動二輪免許を持っている場合は、12時限の技能教習のみで、学科は免除されます。
私が通った自動車学校ではホンダNC750Lが大型の教習車でした。
まとめて通ったので一週間〜10日程度で取得出来た気がします。

中型二輪と大型二輪の課題の違い

使用する教習所は中型も大型も同じです。
こなす課題もほとんど同じですが、目標タイムが異なります。

一本橋

一本橋は幅30センチ、高さ5センチ、長さ15メートルの平均台を落ちずに通過する課題です。
通過にかけなければいけない時間がそれぞれ異なります。

大型二輪10秒以上
普通二輪7秒以上
小型二輪 5秒以上

勢い良く通過してしまえば、ふらつくことはないのですが、時間を意識してゆっくり通過しようとするとふらつき、一本橋から落ちてしまいます。
試験では、落ちたら即失格です。通過時間が短い分には減点にはなりすが失格ではないので、試験までに安定して渡りきる速度を身につけましょう。

スラローム

合格ラインタイム

普通二輪8秒以内
大型二輪 7秒以内

普通二輪は8秒、大型二輪は7秒以内の通過が合格ラインです。
ハンドルだけでコントロールすれば通過することは可能ですが、練習ではしっかり車体を傾けてみましょう。
車体の傾きをコントロールするにはスロットルワークがとても重要になります。

パイロン手前でスロットルを戻し、急ブレーキにならないようにリアブレーキで減速すると、バイクの重さで車体が傾きます。
パイロンを曲がり切ったらところで、目線を次のパイロンに向け、スロットルを開きます。
スロットルを開くことで推進力が加わるとともに車体が起き上がります。
目線をしっかりと目的の方向に向けることで自然と重心が進行方向に向かい曲がりやすくなります。

波状路

大型二輪のみの課題です。
凸凹の道を立ち姿勢で5秒以上かけてゆっくりと通過します。

この凸凹は想像以上に大きいです。
低速にすると段差を乗り切れなかったり、乗り越えるとともに左右に大きくバランスが崩れコースから外れてしまいます。

速度を上げると5秒切ってしまいます。

コツとしては、
・真っ直ぐ侵入する
・半クラッチ、アクセル、リアブレーキを使う
です。

前輪が突起にあたる直前でアクセルを回し、クラッチを適度につなぎ勢いをつけます。
突起をのりこえたらリアブレーキで勢いを弱めて次の突起へ向けてバランスを取ります。

突起は想像以上に大きいので、乗り越えるときは常に直角に侵入しないとバランスを崩してしまいます。

腰を引きすぎず、膝と肘を軽く曲げ、段差の衝撃を吸収するようにします。
慣れてくると、一段一段をゆっくり丁寧乗り越えていけるようになります。

この3つが主な違いでしょうか。
中型免許をすでに取得していれば、大型は楽しみながら技能教習を受けることができます。

まとめ

絶対MTで取得するべき!(個人的意見だけど、、運転楽しいから!)
いつかは大型!(どのバイクも全部乗れるって素敵!!)
ますば中型でOK!(バイクの操作、慣れるまでは結構難しいからね)

※受講時間や合格ラインなど改定されている可能性がありますので、本記事の数字は参考程度にしてください。

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