テレワーク環境が当たり前の時代になり、自宅にもインターネット環境を用意する必要がある方が増えています。
そんな中、候補の一つとして「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)」を検討している方も多いのではないでしょうか。
私はつい最近アパートから戸建てに引っ越したため、短期間で以下のインターネット環境を試すことができました。
SoftBank光(マンションタイプ)
SoftBank Air(レンタル)
SoftBank光(戸建てタイプ)
SoftBank Air(8日間キャンセル利用)
この記事では、SoftBankAirとSoftBank光(戸建てタイプ)の比較について解説し、メリットデメリットをまとめます。
参考にしてみてください。
はじめに
比較の数字を見る前に次の点を理解しておきましょう。
「上り」と「下り」
インターネットの回線スピードには下り(ダウンロード)と上り(アップロード)があります。
下りは主に、WEBページの閲覧や動画の再生、データのダウンロードなどに使われます。アップロードはデータの送信やアップロードに使います。
一般的なユーザは主にダウンロードの使用が主になると思います。
「最大●Mbps」の表記
速度に関して各社各種「最大●Mbps」という表記がされていたり、営業の常套句としてもよく使われます。
あくまでも最大ででる数字であり、常時出る速度とは大きく差が生じるので注意です。
Mbpsは「メガビーピーエス」と読みます。
bpsはBit per secondの略で、1秒間に何bitの通信ができるかを表しています。
40Mbpsは、1秒間に40メガのデータ通信が可能ということになります。
Kbps(キロビーピーエス)で表記されることがありますので見間違えないように注意しましょう。
スマホの通信制限がかかって劇的に遅い時がだいたい128Kbpsですね。4Gであれば通常20〜30Mbpsは出ていると思います。
実際に必要な速度の目安
一般的に下り40Mbpsあれば十分に快適なインターネット回線と言われているようです。
しかし、動画や画像の高解像度化が進んでいたり、映像配信サービス等も充実しているので、もしかしたら目安の値は今後変化するかもしれません。
それではSoftbank AirとSoftbank光の比較(戸建てタイプ)をみていきましょう!
「SoftBank Air」と「SoftBank光(戸建てタイプ)」時間帯ごと比較!
水曜 10:00頃
水曜 12:00頃
水曜 17:00頃
水曜 20:00頃
検証した結果の総評
Softbank Airの最大速度の表記は962Mbpsとなっていますが、この速度がでることはまず無いでしょう。40Mbps出ていれば十分使えると思います。
SoftBank Airは2階建て2階の窓に近い場所に設置し、そのすぐ近くで計測しています。Airの電波受信状況は良好(3段階中の3)です。それでも、光とこれだけの差が出る結果となりました。
Airの気になる点は2つ、
1つ目は、夕方〜0時くらいのユーザーが増える時間帯で速度が10Mbpsくらいまで落ちることがある点。
2つ目は、アップロードの速度が圧倒的に低い数値である点です。
1つ目の問題は、動画サービスを見ていると解像度が落ちたり、極たまにですがストリーミングが追いつかず止まることがありました。
私の場合は仕事でも使用するので、その時間帯でデータのダウンロードを行うと時間がかかってしまうという問題も発生しました。
2つ目は一般ユーザーに影響は少ないと思いますが、仕事でデータのやりとりがある方は要注意です。個人でもクラウドサービスを利用してデータをアップロードする機会がある方は気にした方が良いと思います。
SoftBank光マンションタイプは
SoftBank光マンションタイプを利用していた時は、ダウンロード60MB〜100MB、アップロードは40MB前後でした。
ただし、18時頃から速度が落ち始め、23時〜0時頃は極端に速度が低下し、20MB程度まで下がることがありました。
光であってもエリアやマンションに寄って混雑の影響は受けてしまうようです。
SoftBank光の特徴
光は光回線を自宅まで引き入れ、モデムとルーターを接続することでインターネットが利用できます。マンションタイプと戸建てタイプがあり、月額料金が異なります。
メリット
- データ通信速度が早い
- 通信速度が安定している
デメリット
- 月額料金が高い
- 工事・工事費が必要
- 利用開始までに時間がかかる
- モデム、ルーターの設置が必要
- 引き入れ可能な部屋が限られている
料金
戸建てタイプはマンションタイプよりも高くなります。
キャンペーンなどで料金の変動があるため、料金詳細は公式サイトでご確認ください。
SoftBank Airの特徴
コンセントに繋ぐだけで自宅にインターネット環境が用意でき、通信量無制限で利用できます。
メリット
- コンセントに繋ぐだけで利用可能
- コンセントがあればどの部屋でも設置可能
- 工事・工事費用が不用
- すぐに利用開始可能
デメリット
- お住まいの地域によって受信状況に差が出る
- 立地条件によって受信状況に差がでる(窓に近く高い位置が理想)
- 最大962Mbpsらしいが、実際100Mbps出る立地は何%あるのか疑問・・・
補足の注意事項
※契約した住所以外での利用は禁止されています。契約住所以外での利用が確認されるとサービスが停止されます。
まとめ
光の戸建てタイプが最強!でした。快適です。
大きめのデータを扱tたり、WEBサービスの利用頻度が多い仕事をされる方は、光の方がオススメで、PCのローカル環境のみで仕事を処理できる方はAirでも十分だと思います。
SoftBankAirはエリアや家の立地条件、作業部屋の電波受診状況などが大きく影響します。
「8日間無料キャンセル」を使って一度調査しておくことをオススメします。
※8日間キャンセルの期日を過ぎてしまうとそのまま契約になります。光回線を契約済の方は二重で支払いが発生しますので要注意です!
利用目的に合わせて必要な通信速度のものを選ぶと、費用を抑えて快適なテレワーク環境が作れるのではないでしょうか。
※この記事ではあくまでも私の家の環境下で、個人的な計測結果を基に感想をまとめています。一例の参考程度にしてください。