バイクを検討中のあなた!
おそらくヘルメットも同時に検討中ではないでしょうか?
私はヘルメットに憧れて、バイクに乗り始めたと言っても過言ではありません。
そのくらいヘルメットの造形美に惹かれています。
仮面ライダー、カクレンジャー、エクシードレフト、おそらく彼らヒーローが私に与えてくれたのは勇気だけではなかったようです。
私は戦隊モノ好きでしたのでAraiです。
ガンダムなどのロボやメカ系が好きな方はSHOEIでしょうか。
と、形へのフェティシズムを勝手にイメージしています。
Araiのフルフェイスは卵型で戦隊ヒーローの頭部っぽくてカッコイイですよね。
SHOEIは奥行きがありやや流線型で、メカっぽい感じがまた男心をくすぐるカッコ良さがあります。
さて、話を戻します。
バイクより先に必要となるのがヘルメットですね。
ヘルメットがなければ納車することができません。
(自宅まで届けてもらう場合は不要ですが)
もちろん原付に乗っていた時のハーフタイプのヘルメットでは250ccのバイクは乗ることができません。
ハーフタイプは125cc以下の規格だからです。
ヘルメット好きの私は学生時代からいろんな種類のヘルメットをかぶってきました。
その経験から言えることは、
「ストレスのないヘルメットはツーリングを100倍楽しめる!」
です。
特に高速道路を走る時や、長距離ツーリングなどのとき、その差が出ます。
店頭で試着しただけではわからないので、つい安いものを選んでしまうかもしれませんが、
ヘルメットは命を守り、毎回のツーリングの快適さを左右しますので、
ケチらず、自分にぴったりのヘルメットで快適なバイクライフを送ってほしいと思います。
それではヘルメットのタイプをご紹介していきます。
フルフェイスタイプ
メリット
- 安全性が高い
- コースで使用できる規格が多い
- 隙間風が入ってこない
デメリット
- 価格が高い
- 重量が重い
- 開放感がなく通気性が悪い
ジェットタイプ
ジェット:スポーツタイプ
ジェット:クラシックタイプ
メリット
- 開放感がある
- 着用したまま飲食・会話ができる
- シールドのバリエーションが豊富
デメリット
- フルフェイスより安全性が劣る
- コースでは使用できないモデルがある
システム(フリップアップ)タイプ
メリット
- 着用したまま飲食・会話ができる
- 頬のパットがないため、フルフェイスより開放感がある
- ジェットより安全性が高い
デメリット
- シルエットが大きくなる
- パーツが多いため大きく重いものが多い
- フルフェイスより風切り音がする
オフロードタイプ
メリット
- フェルフェイス並みに安全性が高い
- バイザー付きでオフロードに特化した形状
- ゴーグルの着用が可能なものが多い
デメリット
- バイザーが風の抵抗を受けるため高速走行不向き
- シールドがないモデルが多い
- ゴーグルタイプだと雨の時隙間から雨が入る
ハーフタイプ
メリット
- 着脱が楽
- 価格が安い
- デザインが豊富
デメリット
- 126cc以上は使用不可
- 安全性が低い
- シールドがないため、風・雨を直接受ける
ヘルメット選びのコツ・バイクに合うおすすめのヘルメット
以下の3点を踏まえて選ぶのが良いでしょう。
- バイクにあったタイプのヘルメットを選ぶ
- 用途にあったタイプのヘルメットを選ぶ
- 見た目にこだわったタイプのヘルメットを選ぶ
1.バイクにあったタイプのヘルメットを選ぶ
バイクに似合うヘルメットを買うのは鉄則!
やっぱりかっこいいライダーになるためには欠かせない定番というのがあります。
バイクのタイプに合わせてヘルメットタイプを選びましょう。
スポーツタイプのバイクには
- フルフェイス
- ジェット(スポーツタイプ)
- システムタイプ
フルフェイスもレーサーレプリカなど派手なデザインのものもよく似合います。
ネイキッドタイプのバイクには
- フルフェイス
- ジェット(スポーツタイプ)
- システムタイプ
ナンバーやスポンサーが入ったレーサーモデルよりは、通常のペイントや無地をオススメしたい。
システムタイプは街乗りもツーリングも快適に乗れるのでオススメ。
ストリートタイプのバイクには
- ジェットタイプ(クラシックタイプ)
- フルフェイス
やはりジェット(クラシックタイプ)がよく似合います。街乗りであればシールドは外して、バイク用のサングラスorゴーグルがかっこいいです。長距離や高速を使うのであれば、シールドをつければより快適です。
オフロード・モタードタイプのバイクには
- オフロードタイプ
これは一択です。かっこいいので間違いなし!服部平次みたいになれます。
アメリカンタイプのバイクには
- ジェットタイプ(クラッシックタイプ)
アメリカンはジェットタイプで決まり。
シールドをつけるならバブルタイプがよく似合います。
見た目のかっこよさだけで探すと、ハーフタイプのいろんな種類がありますが、、、
違反のヘルメットはダメです!きちんと安全に乗ることこそが一番かっこいいライダーです。
2.用途にあったタイプのヘルメットを選ぶ
ツーリングには
- ジェットタイプ
- システムタイプ
- フルフェイスタイプ
ジェットタイプは、視野も開放的です。
ジェットタイプとシステムタイプは頬の締め付けがないぶん開放的で長時間の使用でも疲れがたまりにくいです。また、休憩時などヘルメットを外さなくても水分補給ができたり、そのままコンビニに入ることもできるので非常に楽です。
フルフェイスは頬も固定されるので、高速での使用でも安定感があります。
隙間風、風切り音、ヘルメットのずれが少ない分、ストレスなく使用できます。目視も安心してできるので、快適です。また冬場はジェットよりも寒くないと言われています。
ただし、小さめのサイズだと、長時間使用すると頭痛の原因になります。
私は試着でぴったりだったMを選んだ結果、ツーリングに行くと必ず頭痛が起こるようになりました。
私のヘルメットはAraiのフルフェイスなので、7000円ほどで内装を取替えて、Lに変更しました。
結果頭痛はおさまり、今では快適に使用できています。
サーキットには
- フルフェイスタイプ
一択ですね。サイズが緩いとヘルメットが動き、疲労やストレスの原因になりますし、何より危険です。
サーキット走行ではぴったりのものを着用しましょう。
街乗りには
- ジェットタイプ
街中では、信号や右左折、車線変更など、周囲を確認することが多くなります。
振り向きやすく、視野も広いジェットタイプがオススメです。
夜の使用には
これはどのタイプも共通で、シールドは透明のものを使用してください。
昼用のミラータイプや色のついたシールドを買うと思いますが、夜では視認性が落ちます。
結果、シールドを開けて走行したり、閉めたまま目を凝らして運転することになります。
これもストレスになります。
昼も夜も兼用する場合
日差しが強い昼間は、シールドがクリアだとかなり眩しいですよね。
かといって夜のためにクリアのシールドも欲しい。
そんな場合にオススメなヘルメットもあります。
中からサングラスが出てくるものや、クリアシールドの上に黒いシールドがついたものがあります。
これらもストレスフリーで走りを楽しむための重要なアイテムです。
夜、冬、雨の日には
寒い季節や、夜が冷える季節、雨の日はシールドが曇ります。
曇りを気にして運転に集中できないのは楽しさが半減しますし、なにより危険です。
そんな時に活躍するのが、ピンロックシートです。
ピンロックシートは常時付けっ放しでOK!曇らず快適になるので、ぜひ導入をオススメします。
シートに色がついたものもあるので、シートさえ持っていけば、昼と夜や天候によって使い分けることも可能です。
3.見た目にこだわったタイプ
見た目はやっぱり重要!!
テンションの上がる好きなデザインのものを選びツーリングに出かけたいですね!
最後に、造形の美しいヘルメットや、変わり種を紹介します。
OGK KABUTO AFFID IRON MAN(アフィード アイアンマン)
OGK KABUTO AFFID IRON MAN(アフィード アイアンマン) ウォーマシン
シンプソン
アニメ「ばくおん!」の来夢先輩がこれですね。
レトロフルフェイスヘルメット
まとめ
私の思うヘルメット選びの最優先項目は快適さです。
- つけごこち(重さやサイズ感)
- 操作性(シールドの開閉)
- 機能性(風切り音や日差し・曇り止めシールド)
これらを重視した上で、見た目のかっこよさや好きなメーカーへのこだわりで選ぶと良いと思います。
お気に入りのヘルメットを選んで、快適なバイクライフを!