子供の運動会やお遊戯会・学芸会・発表会など、イベントで撮影されるパパママは、カメラ(写真)かビデオ(動画)か、どちらで撮影するか迷っている方も多いのではないでしょうか。
まずはカメラとビデオカメラの特徴を理解しましょう。
基本的には、カメラは写真がメインであり、ビデオカメラ(ハンディカム)は動画撮影がメインです。
どちらが良いかを検討する際には、子どもたちの運動会の思い出を「動画で残したい」か「写真で残したいか」を考えることが重要です。また、記録した動画や写真をいつ誰が見るのかを考えると、どちらで撮るべきか決める参考になるのではないでしょうか。
写真の特徴
写真は飾ったりスマホに残すことがしやすいため、短期的に見返しやすい特徴があります。印刷してアルバムにすればいつでもだれでも見られる思い出になります。
動画の特徴
動画は短い尺であればスマホに残したり、家族に共有しやすいですが、運動会全体を撮った長尺の動画は見返す頻度は極めて少なくなることが予想されます。動きや声が残る動画は、長い時間を経て見返すと感動することでしょう。
動画の注意点としては記録する機器やフォーマットによって再生できる機材を選ぶため、見返しづらい特性があります。30年前に両親が撮ってくれた8mmテープの運動会の映像を現代に見るの難易度が高いですし、その後も、テープ→VHS→DVD→Blu-ray→クラウドと、記録方法の変化が激しい動画は世代を超えて残してあげることが難しいのかもしれません。
今回は子供の運動会やお遊戯会・発表会などのイベントを、動画で残すべきか、写真で残すべきか、3つのタイプごとにおすすめの残し方とカメラをご紹介します。
【タイプ1】記録優先タイプ
・かんたんな操作で失敗が少ない
・手ブレに強い
・ズームに強い
ビデオカメラ(ハンディカム)のメリットは、初心者でも簡単に利用できる点です。ワンタッチで素早く撮影が始められ、知識がないパパママも簡単に扱えます。通常のカメラよりも手ブレやズームに強く、片手での操作にも特化しているので、失敗も少なく運動会や発表会のイベント撮影において動画を残すのであればハンディカムがおすすめです。
最近では4Kビデオカメラが主流となり、フルハイビジョンの4倍のクオリティで撮影できるようになりました。録画中に写真撮影(画像として記録)できる機能もあります。動画をメインで記録しつつ写真も残せます。動画で記録すれば、子供たちの素晴らしい瞬間をテレビやPCで楽しむことができ、後から動画編集も可能です。また、動画の場合は運動会の一日の流れを録画でき、写真よりも多くの情報を残す点が利点と言えます。
【タイプ2】量より質タイプ
・高精細な写真撮影が可能
・背景ボケを生かした感動の一枚が撮れる
・大きくプリントアウトできる
カメラ(ミラーレス・一眼レフ)で撮影する際のメリットは、一瞬の表情を見逃さないことです。一眼レフやミラーレスカメラならではの背景ボケ効果により、ハンディカムやスマートフォンでは難しい高精細でエモーショナルな写真が撮影できます。
望遠レンズがあれば遠くにいる子供の表情も高精細に記録することができます。最近のカメラのほとんどが動画撮影もでき、ハンディカムにはない写りの良い動画が撮影できます。
ハンディカムよりも写りは良いですが、ボケやすいため操作に慣れておく必要があります。またバッテリーの消耗が激しかったり、連続撮影時間に制限がある(熱暴走してしまう)など、長時間の撮影には向かないので、動画は数分ごとの短い撮影を想定する方向けといえます。
【タイプ3】気軽な撮影とシェアタイプ
SNSや家族へすぐに共有したい「気軽な撮影とシェアタイプ」の方は高級コンデジがおすすめ!
・スマホ並みのコンパクトさ
・レンズ交換不要
・高倍率ズームに強い
気軽に楽しむ撮影には、スマートフォンや高級なコンパクトデジタルカメラがおすすめです。最新のスマートフォンは画質が優れており、日常の写真撮影には十分です。一部の最新スマートフォンには望遠レンズも搭載されていますが、本格的なズームが必要な場合は、高級なコンデジが使いやすく、高画質な写真を撮影できます。
動画も写真も残したい方へおすすめの方法
「動画も写真も高画質で残したい!」という方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめの方法はカメラレンタルサービスです。
例えば、カメラ(ミラーレスや一眼レフ)をお持ちの方は、イベント時にビデオカメラ(ハンディカム)をレンタルすることで、高品質な機材を2台使って撮影できます。逆にビデオカメラをお持ちの方は、カメラをレンタルすることも可能。
今お持ちでない種類のカメラは、日常で使用頻度が低いと思いますので、年に数回しかない出番になるカメラであれば、その時々に適した機材を選べるレンタルがおすすめです。
おすすめのカメラレンタルサービス
GOOPASSは、約2,500種類のカメラ・レンズの日本最大級レンタルサービスです。
利用シーンに応じてワンタイムプラン(1泊2日〜)と、サブスクプラン(月額制)を使い分けることで、カメラをもっとお得に、もっと賢く利用することができます。
月額カメラレンタルサービスのGOOPASSは、2023年10月5日からワンタイムプランをリリースし、短期期間のレンタルサービスを開始しました。2500種類の豊富な機材から選択でき、購入が困難な高級機材も手の届く価格で借りることができます。
子供の運動会におすすめのGOOPASSの機材一例「ハンディカム」
子供の運動会におすすめのGOOPASSの機材一例「ミラーレス+レンズのセット」
ボディとレンズがセットになったものをレンタルできます。高倍率ズームのレンズがセットになったものがおすすめ!
フルサイズ換算で24〜200mmをカバーできると、1本のレンズで満足いく撮影が可能です!
このセットは私が愛用しているRPと24-240mmの組み合わせです。購入すると中古でも20万以上はするので、1万円以下でレンタルできるのは魅力的です。
こちらは購入すると45万円はする組み合わせです。
オートフォーカス性能もハイスペックになるため運動会などの動く被写体撮影でも良い写真が残せるでしょう。
この機材で子供の撮影ができたら、良い写真が残せ、カメラ好きの方であれば撮影体験としても良い経験になるでしょう。
SONYのα7cはフルサイズながらコンパクトで扱いやすい機種です。高倍率ズームでもF2.8-5.6と明るめのレンズセットが約1万円で借りられます。
こちらはフルサイズではなくAPS-Cのセンサーサイズですが、運動会の撮影にはAPS-Cの方が優位性があるかもしれません。高倍率ズームレンズもコンパクトでかつよりズームに強いからです。
このレンズセットは18-300mmなのでフルサイズ換算で450mm相当の望遠が可能です。FUJIFILMはフィルムシミュレーションので好みのテイストの写真が残しやすく、撮って出しJPEGで満足の写真が撮れることでも人気があります。
子供の運動会におすすめのGOOPASSの機材一例「高級コンデジ」
このモデルはなんと、フルサイズミラーレス一眼「α9」と同等の高速・AF性能を持つコンパクトカメラで、最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影や、最高90コマ/秒の速度で撮影するワンショット連続撮影ができるハイスペック機種です。
ズームもフルサイズ換算24-200mmと望遠撮影も可能です。
Canonのコンデジで人気シリーズのG7X M2は中古市場でも7万円はしますが、レンタルであればこの価格で借りることができます。(2023年12月時点)
フルサイズ換算24-100mmと望遠には若干物足りなさがあるものの、F1.8-F2.8と明るいレンズが強みのコンパクトデジカメです。室内でのイベントで重宝する高級コンデジと言えるでしょう。
レンズの品揃え、借りやすさからGOOPASSはおすすめです!